投資信託を購入するまでのSTEP

投資信託(ファンド)を購入するのは一見難しそうですが、正しく手順を踏めば難しいものではありません。投資信託の購入に必要なステップは下記の通りです。

ご自身の状況に合ったSTEPをクリックすると、該当の箇所までジャンプすることができます。

購入予定の投資信託を取り扱う金融機関の投資信託の口座をお持ちの方は、STEP2-3は不要です。

STEP1. 商品の選択・決定

ライフスタイルやニーズに合わせて、購入する投資信託を選択・決定しましょう。これから購入する投資信託を探したい方は、ぜひ当ホームページのコンテンツをご活用ください。

STEP2. 口座開設の準備

販売会社(銀行や証券会社等)によって取り扱っている投資信託は異なります。投資信託を購入するには、預貯金の口座とは別に、その投資信託を取り扱っている販売会社の投資信託の口座開設が必要になります。
まずは手元に、手続きに必要な、「印鑑・本人確認書類・マイナンバー(個人番号)確認書類」を準備しましょう!

  • 印鑑
  • 本人確認書類
  • マイナンバーカード・通知カード

上記は一般的な例です。

顔写真付きのマイナンバーカードをマイナンバー確認書類とした場合は、本人確認書類が不要となる場合もあります。
また、ネット取引等の際は印鑑が不要な場合もあります。詳細についてはお申込みの販売会社へお問い合わせください。

本人確認書類(原本・コピー)は、以下2点を確認できる必要があります。
(1)本人確認書類そのものの有効期限
(2)提供書類に記載された住所・氏名・生年月日

【A】のいずれか1点、または【B】のうち2点を用意しましょう。

【A】顔写真付の本人確認書類
・旅券(パスポート)※1 ・運転免許証 ・運転経歴証明書 ・マイナンバー(個人番号)カード ・官公庁が顔写真を貼付した福祉手帳(各種)(身体障害者手帳等) 等

【B】顔写真のない本人確認書類
・住民票の写し/住民票の記載事項証明書※2 ・印鑑登録証明書※2 ・健康保険証(各種) ・国民年金手帳(氏名・住所・生年月日の記載があるもの) ・福祉手帳(各種) 等

※12020年2月4日以降に申請した「旅券(パスポート)」は所持人記入欄がないため、ご利用いただけません。

※2発行より6ヵ月以内のものに限ります。

上記の本人確認書類は一般的な例です。販売会社によって異なる場合もありますので、お申込みの販売会社の指定する書類をご用意ください。

有効期限のある書類については、必ず有効期限内のものをご用意ください。

2016年1月1日以降、新しく投資信託の口座を開設する場合は、マイナンバーの提示が義務付けられています。下記のうち、いずれか1点を用意しましょう。

(1)マイナンバーカード
(2)マイナンバー通知カード※3
(3)マイナンバー記載の住民票の写し
(4)マイナンバー記載の住民票の記載事項証明書

※32020年5月25日以降に記載事項(氏名・住所等)に変更が生じた場合、ご利用できません。

上記のマイナンバー(個人番号)確認書類は一般的な例です。販売会社によって異なる場合もありますので、お申込みの販売会社の指定する書類をご用意ください。

STEP3. 口座開設

自分に合った口座開設方法で申し込みましょう。NISAの活用を検討されている方は、NISA口座を開設する必要があります。

詳細はこちらをご覧ください。

CASE1. わからないことはその場で確認したい!窓口派の方

■口座開設の流れ

  • 「印鑑・本人確認書類・マイナンバー(個人番号)確認書類」を持って、購入予定の投資信託を取り扱う販売会社の窓口へ
  • 販売会社の方へ、投資信託購入のため、口座を開設したいことを伝えましょう
  • 口座開設申込書に記入・捺印の上、本人確認書類を添えて提出
POINT
わからないことはどんどん質問しましょう!

CASE2. 手軽で簡単!ネット派の方

■口座開設の流れ

  • 購入予定の投資信託を取り扱う販売会社のホームページから、投資信託口座を開設するページへ
  • メールアドレスを入力して、申込用URLを受信
  • 本人確認書類の画像をアップロード
  • お客様情報の登録
  • 郵送で「口座開設のご案内」を受領

上記は一例です。

デジタルカメラ・スマートフォン等で本人確認書類等を撮影する場合、画像が不鮮明だと再提出になることも。

POINT
画像を撮影する際のコツは
  • スマートフォンで本人確認書類を撮影するとき、シャッターを押す前に、画面内の被写体をタップしてピントを合わせる
  • 撮影後、本人確認書類の文字が読めるか、書類の全体が映っているかを確認
  • 光や影が映り込んでしまう場合は、書類を壁に立てかけて撮影するのがお勧め

CASE3. パソコン操作は面倒!郵送派の方

■口座開設の流れ

  • 購入予定の投資信託を取り扱う販売会社に電話で口座開設申込書を請求
  • 申込書類を受け取り
  • 申込書に記入・捺印の上、本人確認書類を添えて返送
  • 郵送で「口座開設のご案内」を受領

上記は一例です。

印鑑に不備があると再度郵送で提出が必要になり、口座開設までに時間がかかります。

POINT
印鑑をきれいに押すコツは
  • 印鑑マットを使用する(なければチラシや紙を四つ折りにして下に敷いてもOK)
  • 朱肉はつけすぎない
  • 印鑑を押す際に小さく「の」の字を書くように力を入れると、力の入り方が均等になる

STEP4. 購入のお申込み準備

投資信託を購入する際、決めておくべきポイントを整理しておきましょう。

ポイント①:「一括投資」または「積立投資(つみたて投資)」のいずれかを選択する

投資信託の購入手法には、「一括投資」「積立投資」があります。
「一括投資」とは、一度にまとまったお金を投資する方法です。「積立投資」とは、「毎月〇万円」といった一定の金額を定期的にコツコツ積み立てる投資方法です。

詳細はこちらをご覧ください。

ポイント②:「分配金受取」または「分配金再投資」のいずれかを選択する

投資信託によっては、決算ごとに収益の一部を投資家へ「収益分配金(分配金)」としてお支払いするものがあります。
「収益分配金」のある投資信託を購入する場合、「収益分配金」をそのまま受け取る「分配金受取」という方法と、受け取らずに再投資する「分配金再投資」という方法のいずれかを選択できます。※4

※4投資信託によっては「分配金再投資」または「分配金受取」のいずれかしか選択できない場合があります。

詳細はこちらをご覧ください。

ポイント③:一括投資の場合は、「金額指定」または「口数指定」のいずれかを選択する

基準価額とは、投資信託の値段のことです。申込時点では適用される基準価額は決まっていません。
一括投資する場合、「金額指定」「口数指定」のうち※5、いずれかを選択します。「金額指定」で購入する場合のメリットは、あらかじめ購入金額が確定できることです。「口数指定」で購入する場合のメリットは、口数の管理がしやすいことが挙げられますが、「基準価額」が大きく変動してしまった際、予想以上に購入金額が増減してしまうデメリットもあります。

※5販売会社によってはいずれか1つの購入方法しか取り扱っていない場合もあります。

ポイント④:積立投資の場合は、任意の購入金額を決定する

積立投資は、利用する販売会社において、最初に購入予定の投資信託を選択し、任意の金額で積立投資を申し込めば、毎月自動的に購入となります。毎月の購入金額を決めておきましょう。

ポイント⑤:投資資金の用意

初めて購入する際は、利用する販売会社の投資信託口座に投資資金を用意しておく必要があります。販売会社によって異なりますので、利用する販売会社の指定する方法で入金しましょう。
購入時には、購入時手数料※6も必要です。同じ投資信託でも購入時手数料率は販売会社によって異なることもありますので、利用する販売会社の手数料率を確認しましょう。

※6投資信託によっては、換金時等に手数料がかかる場合があります。

投資信託にかかる費用の詳細は、こちらをご覧ください。

STEP5. 購入のお申込み

投資信託購入の流れ

①投資信託口座を開いた販売会社にて、投資信託の購入の申込み

窓口・電話・インターネット等、お申込み方法は販売会社によって異なります。わからないことがあれば、利用する販売会社のホームページや窓口、電話で疑問を解消しましょう。

②お申込みの際に必ず交付目論見書を確認する

交付目論見書には、投資家が投資信託を購入するにあたって知っておくべき重要な情報が掲載されています。

詳しくはこちらをご覧ください。

STEP6. 取引内容の確認

投資信託の取引が成立すると、販売会社から契約締結時交付書面、取引報告書が送付されます。取引報告書には、購入した投資信託の情報が記載されているため、必ず確認しましょう。